自分で出来る捻挫や打撲の初期処置の方法

急性期の予後を決める初期処置

こんにちは札幌市中央区の整骨院One、パーソナルトレーナー/柔道整復師の犬山です。

今日は急性期のスポーツ外傷や日常生活でお怪我をされた際の初期処置方法についてお話いたします。

●急性外傷とは

スポーツや日常生活に中に起こる骨折や脱臼、打撲、捻挫、肉離れなどのことを指します。これらは慢性的な肩こりや腰痛とは違い原因がハッキリしていることが多い為、適切な初期処置を行ことで早期の競技復帰や日常生活へ戻ることが可能です。

怪我をした際にやるべきこと

病院や整骨院などの専門機関に行く前にご自身で出来る『RICE』処置をご紹介いたします。

●RICE処置とは

R=REST(安静)

お怪我をした部位を動かさないように安静を保ちます。お怪我をされた状態のまま動いてしまうと傷口が広がったり、靱帯などが損傷している場合は更に悪化をしたしまう可能性があるため、ここで安静にできるかどうかで予後が変わってきます。

I=ICE(冷やす)

患部を氷嚢などを用いて約15分ほど冷やします。15分冷やした後は1時間は最低間隔をあけ再度アイシングをしましょう。アイシングを行うことで痛みを緩和することが可能です。

※ただし症状によってはアイシングをしない方がいい場合もあるのでRICE処置の中では重要度は低いです。

C=COMPRESSION(圧迫)

患部の腫れを抑えるために包帯やバンテージなどで持続的かつ適切な圧迫を行うことで患部を圧迫します。適切な圧を患部に加える事で腫れがひき患部の回復が促されます。

E=ELEVATION(挙上)

腫れや内出血を防ぐために患部を心臓より高い位置にもっていくようにしましょう。足の捻挫の場合、クッションなどを足の下に置き高さを出してあげましょう。

これらの初期処置を行い病院や整骨院など専門機関を受診しお怪我の早期回復をはかりましょう。

札幌市中央区桑園駅より徒歩3分の整骨院Oneでは急性期のスポーツ外傷からリハビルプログラムの作成、健康増進のための食事指導からパーソナルトレーニングによる運動指導、慢性的な肩こりや腰痛、膝痛と言ったお身体のお悩みに対応しています。

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