食事の見直し方法
〜「何を減らすか」より「何を整えるか」〜
ダイエットや健康を意識しはじめると、「食事を減らそう」と考える人が多いですが、それだけでは続きません。
大切なのは、“ただ減らす”より“バランスを整える”こと。
本記事では、初心者でも実践しやすい【食事の見直しステップ】を、シンプルに解説していきます。
食事を整える意識を持つと魚食べがち、、、どうも犬山です。
ステップ①|現状把握「何を、どれくらい、いつ食べてる?」
まずは、「今の自分がどう食べているか」を記録して可視化しましょう。
▽見るべきポイント
1日の食事回数・時間帯
摂取カロリー・PFCバランス
間食・飲み物の内容
お腹の空き具合や満腹感
体調(眠気・便通・肌・メンタル)
▶ たとえば、
「朝ごはんを抜いて夜に爆食いしている」
「タンパク質が明らかに少ない」
「食物繊維が足りず便秘気味」
といった傾向が見えてきます。
ステップ②|まず「足りてないもの」を足す
いきなり“制限”に走ると、ストレスやリバウンドを招きがち。
最初に見直すべきは「不足している栄養素の追加」です。
▽特に不足しやすいもの
タンパク質(筋肉・代謝・ホルモンの材料)
→ 鶏胸肉、卵、納豆、豆腐、ギリシャヨーグルト、魚、プロテインなど食物繊維(腸内環境・便通・血糖安定)
→ 野菜、きのこ、海藻、オートミール、玄米ビタミン・ミネラル(代謝の潤滑油)
→ カラフルな野菜、果物、発酵食品、ナッツ
「足す」ことで満足感が増え、結果的に余計なものを減らしやすくなります。
ステップ③|“バランス”を整える(PFCと食材の質)
次に意識したいのは、「バランス」と「質」。
特に以下の2つを意識しましょう。
① PFCバランス(理想は個人差あり)
P(タンパク質):体重×1.2〜1.6g目安
F(脂質):全体の20〜25%程度
C(炭水化物):主に活動エネルギー源
極端に糖質や脂質をカットすると、代謝やホルモンに悪影響が出ます。
② 食材の質
白米やパン → 玄米、全粒粉、オートミール
サラダ油 → オリーブオイル、えごま油、アマニ油
お菓子 → フルーツ、ナッツ、カカオ高めのチョコ
加工肉 → 鶏胸肉、魚、卵、大豆製品
“見た目が似ていても中身は違う”ので、選び方を変えるだけでも大きな差が生まれます。
ステップ④|“タイミング”を整える
いつ食べるかも体づくりに影響を与えます。
▽ポイント
朝食は代謝のスイッチ(特にタンパク質を意識)
トレーニング前後は糖質とタンパク質をセットで
夜遅すぎる食事は控えめに(脂質・糖質過多は避ける)
ただし、「〇時以降は絶対食べない」など極端なルールは不要です。
大切なのは、リズムを安定させること。
ステップ⑤|習慣化するコツ
完璧を目指しすぎず、「続けられる改善」を心がけましょう。
▽おすすめの習慣化テク
平日と休日で大きく食事を変えすぎない
毎日食べる“定番メニュー”を決めておく
買い置きする食品を“いい選択肢”に置き換える
週1だけ“整える日”を作ってリセット
食事改善は「毎日の積み重ね」で結果が出ます。
だからこそ、続けられる工夫=最強のダイエット戦略です。
まとめ|「正しく食べる」は、最強のダイエット
**「減らすこと」より、「満たすこと・整えること」**が、食事改善の第一歩です。
✔︎ 現状を記録して見える化
✔︎ 足りないものを補い、バランスを整える
✔︎ 食材の“質”と“タイミング”を意識
✔︎ 続けられる工夫をする
体は“食べたものでできている”。
だからこそ、焦らず着実に「整えること」を意識していきましょう。