炭水化物は味方につけよう

〜「抜く」より「使う」が、ダイエット成功のカギ〜

こんにちは。
炭水化物はご飯おかわり無料の言葉が大好きな“米派”の犬山和也です。

「炭水化物って太るんですよね?」
「ダイエット中だから、米は抜いてます」

…その考え、もったいないかもしれません。

実は、炭水化物は**「使い方」次第で脂肪を減らす味方にもなる**のです。


✅ 炭水化物=太るは、単純すぎる

炭水化物(糖質)は体にとっての「燃料」。
脳・筋肉・神経など、多くの臓器は糖質をエネルギーにして動いています

問題は、糖質そのものではなく、

  • 摂りすぎて余る

  • 動かずにためこむ

  • 血糖値を急激に上下させる

といった“扱い方のミス”なのです。


✅ 炭水化物を抜くデメリット

  1. 代謝が落ちる
    → 糖が不足すると、筋肉を分解してエネルギーに回そうとする。
    → 結果、基礎代謝が下がって「痩せにくい体」に。

  2. 集中力・気分が低下
    → 脳のエネルギー源は基本的に糖。不足するとボーッとしたりイライラしやすくなる。

  3. リバウンドの原因に
    → 極端な糖質制限は、一時的に痩せても持続が難しく、元に戻りやすい。


✅ ダイエット中の「炭水化物の選び方」

種類おすすめ度理由
玄米・雑穀米食物繊維・ビタミンB群が豊富、血糖値が安定しやすい
オートミール腸内環境改善・満腹感あり、朝食向け
果物(バナナ・キウイ)ビタミン・ミネラルと同時に糖質を補給できる
白米消化が良く、運動前後や朝に最適
パン・パスタ(精製)血糖値の上下が激しいためタイミング注意

✅ タイミングが命!炭水化物の「食べ方戦略」

  • 朝食に:脳と体にエネルギーを
    → オートミール+果物がオススメ。

  • 運動前:筋トレ30〜90分前に少量摂取
    → 筋分解を防ぎ、パフォーマンスUP。

  • 運動後:糖質+たんぱく質で回復促進
    → 例:白米+サラダチキン/バナナ+プロテイン

  • 夜遅くの摂取は控えめに
    → 消費量が少なくなる時間帯は調整を。


✅ 血糖値を安定させる炭水化物の摂り方

  • 食物繊維と一緒に(例:野菜、きのこ、海藻)

  • よく噛む(咀嚼で消化吸収がゆるやかに)

  • たんぱく質と一緒に(例:ご飯+納豆+卵)


✅ 結論:炭水化物は「使う」もの

炭水化物は、ただ制限する対象ではなく、うまく使えば「燃える体」をつくる材料になります。
制限する前に「いつ・どれくらい・何と一緒に食べるか」を考えてみましょう。


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