「痩せない」の正体はホルモンかもしれない
ホルモンバランスを学ぶと、体の謎がほどけていく
こんにちは、犬山和也です。
これまで多くの方と関わってきましたが
「食べていないのに痩せない」「なぜか調子が悪い」という相談は本当に多いです。
その原因、もしかするとホルモンバランスかもしれません。
ホルモンとは何か
ホルモンとは、脳・内臓・脂肪・筋肉などから分泌される体内の指令物質です。
食欲・代謝・気分・筋肉の合成・脂肪の分解などを、裏側からコントロールしています。
つまり、ホルモンバランスが乱れると
同じ食事、同じ運動をしていても、結果がまったく変わってきます。
ダイエットに関わる代表的なホルモン
【インスリン】
食事で上がった血糖値を下げるホルモン。
脂肪の合成とも関係があり、インスリンが過剰だと脂肪が蓄積しやすくなります。
食後高血糖を繰り返すと、インスリン抵抗性が進行します。
→ 対策:血糖値を急上昇させない食事(精製糖質を避ける、食物繊維を先に食べる)
【レプチン】
満腹を感じさせるホルモン。脂肪細胞から分泌されます。
レプチン感受性が落ちると、食べても満たされない状態になります。
→ 対策:睡眠の確保、加工食品の摂取を減らす、運動習慣を持つ
【グレリン】
空腹を感じさせるホルモン。胃から分泌されます。
睡眠不足やストレスで増える傾向があります。
→ 対策:睡眠の質を高める、間食のルーティン化を避ける
【コルチゾール】
ストレスに反応して分泌されるホルモン。
短期的には役立ちますが、慢性的に高いと筋分解・脂肪蓄積・睡眠障害の原因になります。
→ 対策:運動・深呼吸・自然とのふれあい・カフェインの摂りすぎに注意
【エストロゲン・プロゲステロン】(女性)
生理周期に応じて大きく変動します。
エストロゲンは脂肪燃焼や骨の健康に関与し、プロゲステロンは水分保持や便秘傾向を強めます。
→ 対策:周期に応じた食事・運動の調整、無理な減量を避ける
ホルモンバランスを整えるために、まずやること
ホルモンはサプリでどうにかするより、生活習慣を整える方が近道です。
1 睡眠を確保する
最も影響が大きいです。ホルモンの調整は夜に行われています。
深夜のスマホやブルーライト、浅い眠りは体にとって「ストレス」です。
2 朝日を浴びる
朝の光を浴びることで、セロトニン(精神の安定や代謝に関わるホルモン)が活性化します。
3 加工食品を減らす
食品添加物や過剰な糖分・脂質は、ホルモンバランスを乱す要因になります。
「体が整う食事」は、ホルモンも整えます。
4 運動を習慣にする
筋トレはテストステロンや成長ホルモン、インスリン感受性を改善する効果があります。
ストレス耐性も向上し、ホルモン全体の安定につながります。
5 ストレスに気づき、意識的にリセットする
深呼吸、自然の中を歩く、10分だけの静かな時間など
小さな行動でも、ホルモンは確実に反応します。
おわりに
「頑張ってるのに痩せない」
「気分が安定しない」
「なぜか体がうまく動かない」
それは、意志の問題ではなく
ホルモンのメッセージに気づいていないだけかもしれません。
体は、無言でサインを出しています。
その声に耳を傾け、正しく応えていく。
それがホルモンバランスを整えるということです。
食事、睡眠、運動、呼吸。
どれも特別なことではありません。
でも、そこにこそ体の本質が隠れています。
もし今、自分の体とうまく付き合えていないと感じたら
今日から“ホルモンの声”に目を向けてみてください。
さらに深く学びたい方は、こちらから情報をご覧いただけます。
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