魚は高タンパク低脂質だけじゃない

さて、ダイエットや健康といえば「鶏むね肉」が鉄板ですが、
実は“魚”には肉にない魅力がたくさんあります。

今回は、「魚=高タンパク・低脂質」だけでは語りきれない
その“意外な栄養効果”について掘り下げてみます。

 

タンパク質は“種類”と“吸収”で差がつく

まず、魚のタンパク質は「消化吸収が速い」ことが大きな特徴です。
特に白身魚(タラ、カレイ、タイなど)は胃腸への負担が少なく、
トレーニング後や食欲の落ちる減量期にも向いています。

加えて、魚のタンパク質には「必須アミノ酸」がバランスよく含まれており、
体づくりの観点からも非常に優秀です。

 

魚の脂質は“悪者”ではない

脂質=太ると思われがちですが、魚の脂は例外です。

特にサバ・サンマ・イワシなどの青魚には
EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。

これらは「オメガ3脂肪酸」と呼ばれる、抗炎症・血流改善・脳機能サポートなど
“体の中で炎症を鎮める”働きがある良質な脂質です。

・疲れやすい
・肌荒れしやすい
・集中力が続かない
・慢性的な肩こり・腰痛がある

こうした症状がある人は、魚の脂を摂ることで改善する可能性があります。

 

魚には“ビタミンD”という見逃せない栄養素も

ビタミンDは、骨の強化や免疫力に関与する栄養素ですが、
現代人は慢性的に不足しがちです。

特に日光に当たる時間が少ない人、屋内仕事の人は
「魚を食べること」がビタミンD補給の有効な手段になります。

また、ビタミンDは筋肉の合成やテストステロンにも関与しているため、
「魚を食べる=筋肉が増えやすい身体環境に近づく」とも言えます。

 

魚を食べることは“自律神経の安定”にもつながる

オメガ3系脂肪酸の働きで副交感神経が優位になりやすくなります。
これは「リラックスしやすくなる」ということ。

つまり、魚は「栄養面」だけでなく「自律神経」にも働きかける食品です。

睡眠の質が悪い
疲れが抜けない
落ち着かない

そんな方にも、魚はおすすめの選択肢になります。

 

それでも魚が面倒だという人へ

わかります。
焼くとにおいが出る、骨がある、保存が効かない。
だからこそ、現代には「缶詰」「冷凍」「真空パック」など
便利な加工品もたくさん出ています。

・サバ缶(水煮 or 味噌煮)
・ツナ缶(ノンオイル)
・鮭フレーク(無添加)
・冷凍の切り身魚(グリルなしでもOK)

こうした商品をうまく活用すれば、
魚はもっと身近になります。

 

最後に

魚は「体にいい」とよく言われますが、
その意味を知ることで、選択の価値が深まります。

単なる“カロリー制限”ではなく、
“体が整う方向に導く食事”として魚を見てみる。

それができれば、
食事はもっと“結果につながる”行為になります。

整った体は、整った食事から。
今日の一食に、魚を選んでみてください。

 

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