摂取カロリーより消費カロリーを増やす
〜One式メソッドが考える、”続けられる”カロリー収支の整え方〜
こんにちは。整骨院One代表の犬山和也です。
「カロリー計算、もうやめたいです…」
「食べちゃダメと思うほど食べたくなります…」
「運動しなきゃと思うけど、続かないんです…」
こんな声を、本当によく聞きます。
数字に振り回される毎日から抜け出そう
「摂取カロリー<消費カロリー」
これは確かに、体重管理の基本中の基本です。
でも、この数式だけを追いかけていると、どこかで必ず行き詰まります。
なぜか?
人間の身体は、計算機じゃないからです。
感情があって、疲れがあって、忙しさがあって、付き合いがあって…
そういう”生身の人間”が、毎日完璧にカロリー計算なんてできるわけがない。
だからこそ私は、「続けられる形」で消費カロリーを増やし、無理のない範囲で摂取を調整することを大切にしています。
One式が考える「消費カロリーを増やす」本当の意味
1. 身体の「燃える力」を育てる
筋肉は、あなたの身体の中にある24時間稼働する暖房器具だと思ってください。
筋トレって「きつい運動」じゃなくて、**「将来の自分への投資」**なんです。
筋肉が1kg増えれば、何もしなくても1日50kcalくらい多く消費してくれる。
これは、「今日頑張ったから今日痩せる」じゃなくて、「今日頑張ったから1年後がラクになる」という話。
週2回、20分でもいい。
「完璧にやらなきゃ」じゃなくて、**「今の自分にできる範囲で続ける」**ことから始めましょう。
2. 日常を「動く」に変える
エレベーターを階段に変える。
電車で立つ。
料理中に足踏みする。
歯磨き中にかかと上げをする。
これらは「運動」じゃなくて、「生活を少し変える」だけ。
でも、積み重なると1日200〜300kcalの差になります。
月にすると6000〜9000kcal。体脂肪約1kgに相当する計算です。
「特別なことをする」んじゃなくて、「今の生活を少しだけ動的にする」。
これが、One式の考え方です。
3. 食べることも「消費」に変える
「食べること自体がカロリー消費になる」って知ってましたか?
特にタンパク質は、食べた分の約30%がエネルギーとして消費されます。
100kcalのタンパク質を食べたら、30kcalは消化吸収で勝手に消費される。
だから私は、「何を食べないか」より「何を食べるか」を大切にしてもらいます。
摂取カロリーの「正しい減らし方」
やってはいけない「我慢ダイエット」
1日1000kcal以下にして、最初の1週間で2kg落ちた。
でも3週間目から体重が止まって、4週間目にドカ食い…
これ、あなたの意志が弱いからじゃありません。
身体の正常な反応です。
極端に制限すると、身体は「飢餓状態」だと判断して、消費カロリーを下げて身を守ろうとします。
つまり、頑張れば頑張るほど痩せにくくなる。
One式が提案する「調整」の考え方
今の摂取量から10〜20%だけ減らす。
それ以上は、身体がビックリしちゃいます。
大切なのは「何を減らすか」。
- 夜中のお菓子を半分にする
- ジュースを炭酸水に変える
- ご飯を少し減らして、その分野菜を増やす
「全部我慢」じゃなくて、「少しずつ置き換え」。
一番大切なのは「続けられること」
私がクライアントさんにいつもお伝えするのは、
**「100点を1日より、60点を100日」**ということ。
完璧なカロリー管理を1週間続けるより、
「だいたいこんな感じ」を3ヶ月続ける方が、確実に結果につながります。
困ったときには戻れる場所があること
One式メソッドでは、「一人で完璧にやらなきゃ」とは考えません。
体重が増えた週があったら、一緒に原因を探しましょう。
停滞期で心が折れそうになったら、一緒に乗り越えましょう。
忙しくて運動できない時期は、できる範囲でのサポートを考えましょう。
「卒業」じゃなくて、「いつでも帰れる場所」として、私はここにいます。
最後に
「摂取カロリー<消費カロリー」は確かに基本です。
でも、その基本を**「あなたの人生に合う形」で実践する**ことが一番大切。
完璧な数字を追いかけるより、
あなたらしく、無理なく、長く続けられる方法を見つけていく。
それが、One-Style.methodの考え方です。
一人で頑張りすぎないで。
一緒に、あなたのペースで歩んでいきましょう。
あなたの「たった一度きりの人生」を、大切に整えていくために。
私は、いつでもあなたの隣にいます。