水分不足が健康とダイエットに与える深刻な影響
〜One-Style.methodが教える、「水を飲むだけ」で変わる身体の真実〜
こんにちは。整骨院One代表の犬山和也です。
「水をもっと飲んでください」
クライアントさんにこうお伝えすると、
「分かってるんですけど、つい忘れちゃって…」
「お茶やコーヒーじゃダメなんですか?」
「そんなに違いがあるんですか?」
こんな反応をよくいただきます。
でも、これは「些細なアドバイス」じゃありません。
水分不足は、あなたが思っている以上に深刻な影響を身体に与えています。
その「痩せない理由」、実は水分不足かもしれません
1. 代謝が30%も下がってしまう現実
身体の約60%は水分でできています。
この水分が2%不足するだけで、基礎代謝は約30%も低下することが分かっています。
想像してみてください。
1日の消費カロリーが1500kcalの人なら、450kcalも少なくなる計算です。
これは、「頑張って食事制限してるのに痩せない」理由の一つなんです。
水分不足の身体で一生懸命ダイエットしても、エンジンがかかっていない車でアクセルを踏んでいるようなもの。
2. 「食欲」と「のどの渇き」の混同
脳の視床下部という場所で、実は「空腹感」と「のどの渇き」は同じような信号として処理されます。
つまり、本当はのどが渇いているのに「お腹が空いた」と勘違いして食べてしまうことが頻繁に起こっているんです。
「なんだか口寂しくて、ついつい間食してしまう」
この感覚、実は水分不足のサインかもしれません。
3. 老廃物の蓄積が「むくみ体質」を作る
水分が不足すると、腎臓での老廃物の処理能力が低下します。
すると身体は、「水を出すのは危険だ」と判断して、逆に水分を溜め込もうとするんです。
これが、慢性的なむくみの正体。
「水を飲むとむくむ」と思って水分を控えると、かえってむくみやすい身体になってしまいます。
健康面への深刻な影響も見逃せません
血液がドロドロになることで起こる悪循環
水分不足になると血液濃度が上がり、いわゆる「ドロドロ血液」状態に。
これによって:
- 疲労感が取れない(酸素や栄養の運搬効率が悪化)
- 頭痛や肩こりが慢性化(血流不良による)
- 肌荒れが治らない(老廃物の排出が滞る)
- 便秘になりやすい(腸の水分も不足)
「最近なんだか調子が悪い…」
その原因、もしかすると水分不足かもしれません。
体温調節機能の低下
水分は体温調節にも重要な役割を果たします。
水分不足になると発汗機能が低下し、体温が上がりやすく、下がりにくい状態に。
これは特に、更年期世代の女性のホットフラッシュを悪化させる要因にもなります。
One-Style.methodが提案する「正しい水分補給」
1. 量だけでなく「タイミング」が重要
1日の目安:体重×30〜35ml
(体重50kgなら1.5〜1.75L)
でも、一度に大量に飲むのではなく:
- 起床時にコップ1杯(睡眠中の脱水を補う)
- 食事の30分前にコップ1杯(消化を助ける)
- 運動前後は多めに
- 就寝1時間前にコップ半分(夜中のトイレを避けつつ補給)
2. 「何を飲むか」も実は重要
水が基本ですが、全てを水にする必要はありません。
○ おすすめ:
- 常温の水
- 白湯(内臓を温める)
- 麦茶(ミネラル補給)
- ハーブティー(カフェインレス)
△ 適量なら:
- 緑茶、コーヒー(利尿作用があるため、飲んだ分の1.5倍の水分補給が必要)
× 避けたいもの:
- 砂糖入りの飲み物
- アルコール(脱水作用が強い)
3. 「飲めない」ときの工夫
「そんなに水分が摂れない」という方には:
- レモンや cucumber を入れてフレーバーウォーターに
- 常温〜少し温かめにする(冷たすぎると胃腸に負担)
- スープや味噌汁からも水分補給
- 水分の多い野菜や果物を意識的に摂る
変化を実感するために
水分補給を意識し始めると、多くの方が2〜3日で変化を実感されます。
- 朝の目覚めがスッキリする
- 午後の眠気が軽減する
- 肌の調子が良くなる
- 便通が改善する
- 食べ過ぎが減る
でも、これは「水を飲んだから」ではなく、「身体が本来の機能を取り戻したから」なんです。
最後に
水分補給は、**「やったほうがいいこと」じゃなくて「やらなければいけないこと」**です。
でも、完璧を求める必要はありません。
今日から、いつものコップ1杯分だけ多く水分を摂ってみてください。
それだけで、あなたの身体は確実に変わり始めます。
「たった一度きりの身体」を、大切に扱っていきませんか?
一人で続けるのが難しいときは、いつでも頼ってください。
One-Style.methodは、そんなあなたの変化を一緒に見守り、支えていきます。