食べたもので体は本当につくられるのか?

人の体は食べたものでつくられる。

この言葉、聞いたことがある人は多いと思います。

 

ダイエットや健康の世界では、ほぼ常識のように使われていますよね。

でも、この言葉は半分は本当で、半分は嘘です。ここを勘違いしたまま頑張ると、努力が空回りしやすくなります。

 

まず、本当な部分から。
体を構成する材料は、間違いなく食事から入ってきます。

 

筋肉、皮膚、髪、内臓、ホルモン。その材料になるのは、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル。

 

これは事実です。食べなければ、つくられません。

 

でも、ここで終わらせてしまうと半分嘘になります。
なぜなら、体は「食べたものそのまま」でできているわけではないからです。

 

同じ食事をしても、体型が違う人がいる。太る人もいれば、太らない人もいる。

この差を生むのが、消化、吸収、代謝、ホルモン、自律神経、血流、睡眠、ストレス。つまり、体の使い方です。

 

例えば、栄養がしっかり入っていても、睡眠不足が続けば代謝は落ちます。

 

ストレスが強ければ、脂肪を溜めやすいホルモンが優位になります。

 

冷えや血流不良があれば、栄養は必要な場所に届きにくくなります。

 

だから正確に言うと

人の体は
食べたもの × 使い方

でつくられています。

 

食事だけを完璧にしようとして、生活リズムや休養、体の状態を無視すると、思ったような結果は出ません。

 

逆に、食事を大きく変えなくても、睡眠やストレス管理、体の使い方が整うだけで、体が変わり始める人もいます。

 

ダイエットがうまくいかないとき、多くの人は「何を食べるか」ばかりを見直します。

 

でも本当に見直すべきなのは、「その栄養をちゃんと使える体かどうか」。

 

食事は大切。
でも食事だけでは足りない。

この視点を持てると、ダイエットは我慢の連続ではなく、整える作業に変わります。