“運動してないのに痩せた人”の秘密
―「日常の活動量」があなたの体を変える本当の鍵だった
「今日はジム行けなかったから、もうラーメン食べちゃえ。」
そんな日も、自宅からコンビニまでの歩数でカロリーは燃えています。
こんにちは、科学的ダイエット戦略家の犬山和也です。
整体×パーソナル指導で、「運動だけに頼らない体づくり」を日々伝えています。
第1章|ダイエット成功者の共通点は「NEAT」にあった
実は、ダイエットに成功する人の多くは、
「トレーニング」よりも「日常の動き」で差をつけています。
その動きのことを科学的には「NEAT(非運動性熱産生)」と呼びます。
NEATとは?
通勤の歩き
掃除や洗濯
階段の上り下り
買い物で歩く
つまり、“運動ではないけど体を動かす行為”すべてがエネルギーを消費しているのです。
研究:Mayo Clinic(Levineら)の研究では、
NEATが多い人は1日で約350kcalも余分に消費していたという結果も。
第2章|NEATを制する者が、ダイエットを制する理由
▶ 運動は1時間、生活は23時間
1時間トレーニングしても、
あとの23時間を座っていたら、1日の消費量は意外と少ない。
逆に、軽い動きを1日中している人は、
トレーニングしていなくても体が引き締まってくるのです。
▶ 代謝の7割は“基礎代謝+NEAT”
エネルギー消費の内訳 | 比率 |
---|---|
基礎代謝 | 約60〜70% |
NEAT(生活活動) | 約15〜25% |
運動(ジムなど) | 約5〜10% |
つまり、ジムより「日常」こそ勝負所なんです。
第3章|今すぐできるNEAT増加戦略
1. 「意図的にうろつく」だけでOK
歯磨き中に足踏み
スマホの通話は立って歩きながら
家の中でも階段2往復してから座る
「不審者一歩手前」でOK(笑)
とにかく**“ちょこまか動く”人ほど体脂肪が落ちやすい**。
2. イスより床生活
ソファを封印し、あぐら・正座に
床から立ち上がる=スクワット代わり
猫背も減り、インナーマッスルが刺激される
意外ですが、床生活は代謝のスイッチになります。
3. 毎日“ミニ達成感”を用意する
1日6,000歩を達成
エレベーターを使わなかった
帰り道、1駅多く歩いた
これをスマホのメモやLINEに記録すると、
脳が「自分は頑張ってる」と認識し、行動が継続します。
(報酬系ホルモン・ドーパミンが出るため)
第4章|NEATを続ける食事戦略も忘れずに
せっかく活動量を増やすなら、代謝が高まりやすい食事の土台も意識しましょう。
高たんぱく+低GI食でNEATの燃焼効率UP
食事内容例 | 内容 |
---|---|
朝:納豆+卵+ごはん+味噌汁 | B群とたんぱく質で代謝アップ |
昼:鶏むね肉+玄米+ブロッコリー | 血糖値安定・集中力UP |
間食:ゆで卵 or 無糖ヨーグルト | 筋肉維持+満腹感 |
これで動くほど燃える身体になります。
第5章|まとめ:NEATは“気合いゼロ”で続くダイエット
トレーニングより、日常の“ちょこまか動き”が最強
NEATは1日で数百kcalの差を生む
続ける鍵は「不審者っぽくなる勇気」と「床」
食事とNEATはセットで考える
最後に:あなたの“当たり前”が変われば、体も変わる
意識すれば、電車の移動中、歯磨き中、洗濯物を干すとき…
すべてが“脂肪燃焼の時間”に変わります。
**ダイエットは、気合いより「仕組み」**です。
📌さらに学びたい方へはこちら!
NEATを活かす生活習慣・代謝アップ食事法・継続のコツをまとめた記事はこちら:
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