高カロリー=悪ではない

“質がいいカロリー”こそ、ダイエット中に必要な栄養源

こんにちは、犬山和也です。

「これは高カロリーだから避けよう」
「ダイエット中なのでカロリーの高い食べ物は控えてます」

こういう声はよく聞きますが、ちょっと待ってください。

“高カロリー=悪”という思考こそ、体を壊す落とし穴になることがあります。

本当に大切なのは、
「どんな栄養を含んでいる高カロリーか?」という視点です。

 

そもそも、カロリーが高いということは「栄養が詰まっている」可能性がある

カロリーが高い=エネルギー密度が高い
これは、裏を返せば「少量でも多くの栄養を含んでいる」ということでもあります。

つまり、選び方を間違えなければ
“高カロリーな食品”は、むしろダイエットや体作りの強力な味方になるのです。

では、実際にどんな食品がそれにあたるのかを見ていきましょう。

 

高カロリーだけど“質がいい”食品たち

 

【1】卵(特に全卵)

カロリー:1個 約80kcal(Mサイズ)
栄養:良質なたんぱく質、脂溶性ビタミン、コリン、鉄、ビオチン

卵黄に含まれる脂質は体に必要な構成脂肪酸が多く、
全卵は「ほぼ完全栄養食」としても知られています。

ダイエット中に1日2〜3個摂っても問題ありません(むしろ推奨)。

 

【2】ナッツ(アーモンド・くるみ・カシューナッツ)

カロリー:アーモンド100gあたり 約600kcal(10粒=60kcal前後)
栄養:オメガ3、ビタミンE、マグネシウム、食物繊維

少量でも満足感があり、血糖値を上げにくいため間食に最適。
ただし、素焼き・無塩を選ぶことが前提です。

 

【3】アボカド

カロリー:1個 約250kcal
栄養:オレイン酸、食物繊維、ビタミンE、葉酸、カリウム

脂肪の中でも代謝に関わる一価不飽和脂肪酸が豊富で
女性のホルモンバランスサポートにも役立つ食材です。

加熱せず、サラダや納豆と合わせて使いやすい点もポイント。

 

【4】さば(青魚全般)

カロリー:1切れ 約250kcal(焼き)
栄養:EPA、DHA、たんぱく質、ビタミンD、タウリン

魚の脂は「燃やす側に回る脂」。
中性脂肪や炎症を抑え、筋肉の合成にも影響するオメガ3が豊富です。

コンビニや缶詰でも手軽に取れるのが強み。

 

【5】オリーブオイル・えごま油・MCTオイル

カロリー:大さじ1あたり 約110〜120kcal
栄養:抗酸化作用(ポリフェノール)、オメガ3、ケトン体促進(MCT)

「良質な脂」は、脂溶性ビタミンの吸収、ホルモンの材料、
エネルギー源として使われるなど役割が多岐にわたります。

サラダ、スープ、納豆などにプラスして「吸収効率を高める目的」で使えます。

 

【6】干し芋・焼き芋(自然な炭水化物)

カロリー:100gあたり 約250〜300kcal
栄養:食物繊維、カリウム、ビタミンC(耐熱性あり)、低GI

スナック菓子や菓子パンを食べるくらいなら
「噛んで満足できて、血糖値が安定しやすい」自然な炭水化物を選ぶほうがはるかに効果的です。

 

「高カロリー=栄養が詰まっている」という再定義

本当に体にいい食事は、“カロリー”ではなく“中身”で決まる

たとえ300kcalでも
空っぽのスナック菓子より
栄養の詰まったナッツや卵のほうが、代謝にも体調にも良い影響を与えます。

だから、数字だけを見て避けるのではなく、背景を見て判断する力が必要です。

 

ダイエットで「質のいい高カロリー」を取り入れるメリット

・空腹感を抑えられる(=余計な間食が減る)
・ホルモンが安定する(=代謝が整う)
・ビタミン・ミネラルを補える(=身体機能が落ちにくい)
・メンタルも安定しやすくなる(=続く)

つまり、“減らすだけ”の食事から、“整えるために選ぶ”食事へ
その切り替えが、リバウンドしない体をつくる前提になります。

 

おわりに

「これは高カロリーだからやめておこう」
そんな判断のしかた、今日でやめませんか?

これからは、「これは栄養価が高いから、うまく取り入れていこう」
そんな思考で選ぶようにしてみてください。

 

数字よりも、意味。
量よりも、質。
我慢よりも、戦略。

あなたの体は、あなたが“選んだもの”でつくられていきます。

 

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