たんぱく質の選び方

たんぱく質が大事──

これはもう常識

でも、なぜか筋肉がつかない

引き締まらない

痩せたのに体がたるんで見える

その理由は 「たんぱく質の種類と役割」を理解せずに、ただ量を追っているから

たんぱく質は食べればいいわけではない

「どのタイプを、いつ、どのくらい摂るか」で体の反応はまったく変わる

1章 タンパク質は筋肉だけのためではない

タンパク質は

  • 筋肉の材料

  • ホルモンの原料

  • 酵素の材料

  • 免疫システムの構成成分

  • 肌、髪、爪、内臓にも必要

つまり「タンパク質=筋肉」ではなく

タンパク質=体の根幹すべてに関わる基礎インフラ

2章 タンパク質の種類と特徴

【動物性たんぱく質】
鶏肉、魚、卵、赤身肉など
→必須アミノ酸がそろっていて効率が良い

【植物性たんぱく質】
大豆、豆類、ナッツ、穀物
→食物繊維やポリフェノールが豊富
→ただし単体ではアミノ酸が不足しがち

【ホエイ(乳清)】
吸収スピード最速
→トレーニング前後や回復目的に最適

【カゼイン】
吸収がゆっくり
→間食・寝る前向け。夜間の筋分解を防ぐ

【ソイプロテイン】
中間のスピード
→特に女性ホルモンのバランスに関与するケースも

3章 「何g摂るか」より「いつどう分配するか」

理想摂取量:体重 × 1.5〜2.0g

だけど摂り方が最重要

NG例:
朝食なし → 昼にラーメン → 夜に肉だけドカ食い

OK例:
朝:卵+納豆

昼:鯖+玄米

間:ホエイプロテイン+アーモンド

夜:鶏むね肉+野菜+味噌汁

寝る前:カゼインorギリシャヨーグルト

4章 ありがちな誤解

・プロテインを飲めばOK

・植物性は劣っている

・肉を大量に食べればすべて解決

・たんぱく質は筋トレしている人だけのもの

→全部誤解

まとめ

たんぱく質は「摂ればいい」ではなく「使える形で摂る」
理解した人から体が変わる
そして筋肉が変われば体型も人生も変わる