炭水化物は太るのか?

 

ダイエットの話になると、炭水化物は太るから減らしたほうがいい、という声をよく聞きます。

でも実際には、炭水化物は体を動かすためのメインエネルギーであり、決して悪者ではありません。

問題になるのは、炭水化物そのものではなく、量と使われ方です

炭水化物は、体の中でブドウ糖に分解され、脳や筋肉のエネルギーとして使われます。

炭水化物が足りないと、集中力が落ち、疲れやすくなり、体はエネルギー不足を感じて省エネモードに入りやすくなります。

この状態が続くと、代謝が落ち、脂肪も燃えにくくなってしまいます

よくあるのが、炭水化物を抜いた直後に体重が落ちて、うまくいっていると感じるパターンです。

でもその多くは、水分と筋肉の減少であり、脂肪がしっかり減っているわけではありません。

エネルギー不足の状態が続けば、食欲は強くなり、結局はリバウンドしやすくなります

炭水化物を味方につけるというのは、たくさん食べることではなく、使う分を入れるという考え方です。

活動量が多い日はしっかり、少ない日は少なめに。白米やパンだけでなく、いも類や果物なども炭水化物の仲間で、食物繊維やビタミンを含むものを選ぶことで、血糖値の上がり方も穏やかになります

炭水化物を極端に減らすより、質と量を調整したほうが、体は安定しダイエットも続きます。

エネルギーが足りている体は、余計なものを溜め込まず、必要な分をしっかり使うようになります

炭水化物は太るのかという問いに対する答えは、炭水化物そのものが太らせるのではなく、使い切れない量を摂ったときに脂肪になるということ。

炭水化物は敵ではなく、体を動かすための大切な味方です